創業者 松下幸之助が生前に語った英知と洞察にあふれることばを、 毎日一話ずつご紹介しています。
価格というものは、サービスとか配達とかいろいろな便宜だとか、そういうものを総合した価値判断によって決めるべきで、単によそがいくらだからウチはいくらにするというようなことでは、ほんとうの商売はできないと思います。
たとえば、よそで1万円のものを、場合によっては1万500円で売ります。するとお客さんが“なぜよそより高いのか”と聞かれます。そのときに“同じ製品ですが、私の方はお添え物があるのです”“何を添えてくれるのか”“私どもの魂を添えるのです”と申し上げることができるかどうか。そのように、お店の魂をプラスして価格を決定することがお互いの商売には必要だと思うのですが、いかがでしょうか。
※ PHP研究所編
松下幸之助に学ぶ
松下幸之助 30のことば
経営の心得や商売の秘訣だけでなく、仕事や人生に深い示唆を与えてくれる「30のことば」を紹介します。パナソニックミュージアムのオンラインコンテンツです。
松下幸之助歴史館 オンライン企画
ゆかりの地をたどる ー和佐村から門真までー
松下幸之助の自叙伝 『私の行き方 考え方』 で語られた38歳までの半生の記録。ここに登場するさまざまな場所に焦点を合わせ、写真や地図を織り交ぜつつ、幸之助ゆかりの地を紹介してまいります。
パナソニックミュージアム
創業者 松下幸之助の経営観、人生観に触れられる「松下幸之助歴史館」、パナソニックのものづくりのDNAを探る「ものづくりイズム館」、「さくら広場」で構成された施設です。