■23歳 危機を脱する
10月、待望のソケットが完成。しかし販売は惨憺たる結果に。窮地に陥った幸之助でしたが、12月、扇風機に使う碍盤という部品の注文を受けます。そして納めた品物の質が認められ、年が明けると繰り返し注文が。これで危機を脱した幸之助は、いよいよ創業へと向かうのでした。