■31歳 高野山の運だめし
これはランプをめぐるエピソードです。新製品を自分の方針で販売すべく、幸之助は山本商店に譲渡していたランプの販売権を1万円で買い戻します。意気に感じた山本商店の主人山本武信は幸之助を高野山に招待。そこでの運だめしで、幸之助は新製品ナショナルランプの成功を確信しました。発売前年1926(大正15)年10月のことでした。