ロボット学会にてサービスロボットのAI性能の評価指標の開発について発表！

2024年9月3日～6日にかけて大阪工業大学梅田キャンパスにて開催された第42回ロボット学会学術講演会に参加しました。本学会は、最新のロボット技術や研究成果を共有し、専門家や学生が交流する貴重な機会です。今回の講演では802件の発表が行われ，参加者は1663名となり、過去10年で最大規模の講演会となりました。機械学習（特に強化学習や生成AI）を活用した効率的なロボット制御や複数ロボットの効率的運用など、ロボットに関する様々な発表や議論が活発に行われ、今後のロボット技術の進展に期待が高まります。

当センターからはサービスロボットのAI性能の評価指標とその試験方法について発表しました。サービスロボットは昨今ではレストランなどでも活用され、身近な存在となりましたが、本件技術によって、これらのロボットがどれだけ人とうまく共存できるか、どれだけ人混みの中を賢く動けるかを数値化し、ロボットの性能評価を実現します。また、今回発表したサービスロボットの評価指標・試験方法を国際標準化するために、国際標準規格（ ISO）に提案活動中です。

当センターでは、これらをサービス化しており、ロボットの賢さの計測・評価をご支援します。サービスロボットの選定時や開発中のロボットの性能を確認時など、ご支援可能ですので、気軽にお問い合わせください。