3回目のオンライン開催となった「KWN グローバルサミット2022」。今年はブラジル・インドネシア・日本・アラブ首長国連邦・アメリカ合衆国・ベトナムの6カ国が参加して開催されました。また、小学校部門(プライマリー)と中学生・高校生部門(セカンダリー)を一緒に実施し、にぎやかに、楽しく、国際交流のひとときを過ごしました。
▼KWNグローバルサミット2022 動画レポート【NEW】
オープニング

MCのサッシャさんからKWNの簡単な説明の後、オンラインで参加の6カ国のみんなから「ハロー!」「グッドイブニング!」「グッドモーニング!」の声と笑顔。そして主催者からのあいさつがありました。







アイスブレイク






2021年のアイスブレイクは参加国の自国紹介でしたが、2022年のアイスブレイクは事前に決められた別の参加国のことを調べて、スライドで紹介しました。別の国を調べて紹介することによってその国に親しみを持ち、さらに関心を深めることになりました。
ドローン撮影映像ワークショップ




あらかじめ事前課題としていた、ドローン映像の魅力とその可能性を学ぶワークショップを行いました。プログラミング操縦や基礎を学び、ドローンのカメラからみんなを写した映像を参加国が日本の事務局に送信。事務局が編集して1本の動画にしてこのサミットの時間で紹介しました。みんなで円になって手を振る撮影映像は、最後にSDGsのマークに。みんなで協力しながらSDGsを達成していくイメージへと変わりました。今回のドローンによる映像制作ワークショップが、みんなの作品づくりに活かされるといいですね。
ディスカッション






2023年におけるSDGsのアクションプランを各国で発表しました。 ブラジルの児童・生徒たちはリサイクルやリユースで責任のある消費をすることの大切さを発表し、インドネシアの児童・生徒たちは「青い空 緑の地球」を掲げ、ショートビデオも紹介しながら節電や節水、決められた場所にゴミを捨てることを発表しました。
日本の児童・生徒たちは、服が大量に捨てられている現状からリサイクルとリユースを大切にすること、ものを大切にすることがゴミを減らしCO2削減につながることになるのでその意義をみんなに広げること、様々な場面で節電することを発表しました。
アラブ首長国連邦の児童・生徒代理のハニーさんは、世界最大級の太陽光発電をはじめとしたアラブ首長国連邦の「エネルギー戦略2050」の啓もう活動推進を発表。アメリカの児童・生徒たちは公害に取り組むボランティア団体の結成と公害の悪影響を訴える自分たちの動画で多くの人の意識を高めること、持続可能な水利用への意識を高めていくことを発表しました。またベトナムの児童・生徒たちは従来の性別にとらわれない行動を試みることや、心身の健康をサポートする行動を大切にすることを発表しました。
それぞれの思いが込められた発表の後は別の国の生徒がそれについてのコメントをし、様々なSDGsのアクションプランを共有しました。
受賞作品発表






各アワードの発表は、豪華な劇場の背景でスタート。3つのアワードが発表されました。 最初に発表された「パナソニックアワード」は、パナソニック社員の投票によって選ばれるアワードで、今回から初めて登場したアワード。インドネシアのプライマリー部門「THE EARTH IS GETTING HOTTER 」が選ばれました。
次に発表された「KWNファンズアワード」は、世界中からオンラインで投票されて選ばれるアワードで、プライマリー部門はベトナムの「Wish dad stop smoking」、セカンダリー部門もベトナムの「Déjà Vu」が受賞しました。
最後に発表されたのは「KWNキッズアワード」。プライマリー部門はベトナムの「Wish dad stop smoking」、セカンダリー部門はブラジルの「My parents are different」が選ばれました。
受賞者にはトロフィーと副賞のミラーレス一眼カメラLUMIXを贈呈。受賞したみんなは、驚きと喜びでいっぱいでした。
エンディング


MCサッシャさんからの「どの作品が好きだった?」「このサミットに参加した感想は?」などの問いかけに、みんな和気あいあいとした雰囲気に。最後は各国を代表して、ベトナムのケビン君があいさつをしてくれました。
ケビン君の「他の参加国の映像を見たりディスカッションしたりすることを通じて、みな同じ夢を持っていることに気がつきました。日々の小さな行動からSDGsゴールを実現させるため、一緒に頑張りましょう。」というクロージングメッセージで、KWNグローバルサミット2022が無事に終了しました。