畑の中ではミミズが大活躍(だいかつやく)?

畑で作物を育(そだ)てるのには、土が大切だ。では、作物が育ついい土を作るのに、ある生き物が活躍(かつやく)しているのを知っているかな?それは、なんとミミズだよ。

ミミズは土に穴(あな)を掘(ほ)って、巣を作っている。昼間は土の中に隠(かく)れているけど、夜になると巣から出てきて、腐(くさ)りかけた落ち葉を食べているんだ。そして、泥(どろ)のようなフンを穴のまわりに積み上げる。ミミズのフンは、土の粒(つぶ)や落ち葉のかけらがまじって、栄養たっぷりの黒土になるんだよ。

ミミズのフンからできた黒土は、植物が育つのに適(てき)している。黒土のほとんどは、ミミズのおなかを通ったものだといわれているんだって。植物の肥料(ひりょう)を作ってくれているミミズ。これからは畑などでミミズを見つけたら、感謝(かんしゃ)したいね。