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floatio

floatioはりんごの球を空中に浮かせる装置です。 ニュートンの逸話において、りんごは「万有引力の法則」の象徴です。そっとりんごをfloatioの上に置いてみてください。りんごは重力に逆らって浮遊し、移動していきます。 

ドローンの登場にはじまり、身の回りのモノが当たり前のように浮遊していく暮らしは、そう遠くない気がします。モノが浮遊している未来の生活では、人とモノとの接し方はどう変わっているのでしょうか。
今、 浮遊するモノや生活について考えを巡らすべき時代に、私たちは生きているのかもしれません。

作品に触れて、モノが自由に浮かぶ世界へと想いをめぐらせてみてください。

 

※展示に関するお知らせ

「floatio」「空気の流れと浮力」「アクチュエーターのしくみ」「気流を生み出す空気」は、2023年12月24日をもちまして展示終了とさせていただきます。AkeruEオープン時からたくさんご体験いただき誠にありがとうございました。

クリエイターからのコメント

コンセプト

この作品は、もともとはユーザーインタフェースの研究から生まれたものです。

私(油井)は鳥が群れをなして飛ぶ姿が好きです。小さな鳥たちが空中で協力しあい、大きな形を作り出すストーリーに魅力を感じていました。
また、人と機械とを結ぶユーザーインタフェースの新しいあり方にも興味を持っていました。

二つの興味を掛け合わせ、空中で群れるディスプレイやマウスを作れないかと思い作り始めたのがきっかけです。

 

感じて欲しいこと、伝えたいこと

モノが浮遊している未来の生活や、浮遊によって人とモノとの関わり方がどう変わっていくのかを想像してみてください。

 

メッセージ

作品で用いている浮遊現象は、ドライヤーと軽い球があれば自宅で手軽に再現することができます。私たち自身、この作品の最初の一歩は家庭にあるドライヤーを使った実験からでした。その最初の実験からはじまり、電子工作、プログラミング、認知心理学、メディアアートなどいろんな分野へ興味の幅が広がっていきました。
機会があれば、みなさんも同じように家で試してみてください。そこから、科学や工学、アートなど様々な分野へと興味を持つきっかけになるとうれしいです。

 

制作年:2017
素材:発泡スチロール球、アクリル、PC、モーター、ファン、電子回路、カメラ

クリエイター

顔写真:(左)油井俊哉(中央)横田智大(右)橋田朋子

「floatio」を体験しよう

風の力を使っていろんなものを浮かせちゃいます。ものを浮かせられるかもしれない浮力の不思議を実験で楽しもう。

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15名以上で来館される場合は、こちらから日時のご予約をお願いします。

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