アイデアタワー
ゾートロープは円環状に並んだ連続写真を廻して楽しむ、映写機の元になった遊戯装置ですが、「映像」が社会に普及するにつれ捨てられた多くの特性が存在します。そういったゾートロープならではの効果を作品に多く取り込み、ストーリーが上部に向けて展開する造形を行っています。
タワーの一番下で、ボール状の「アイデアの素」が生まれ、それが砕かれ、選ばれ、混ぜられ、様々な試行錯誤を経て上昇し、最後に脳に達する様子が見られます。アイデアがどうやって育って成就していくかを感じることができる「脳内ファクトリー」をご覧ください。
クリエイターからのコメント
コンセプト
この展示作品はゾートロープと呼ばれる、映像の発明の元になったアニメーション装置をヒントにした作品です。私は普段、コマ撮りアニメーションを多く作っていますが、映像の中でなく目の前の人形やオブジェを動かしたいと思い、取り組むようになりました。
感じて欲しいこと、伝えたいこと
作品を観てビックリしたりハッと何かに気づいた最初の気持ちを大事にしてください。タワーは何に見えましたか?工場に見えたり、原子に見えたり、食べ物に見えたり様々だと思います。正解はありません。ぜひ自由に想像してみてください。
メッセージ
日常の“当たり前“や”常識“を疑ってアタマのスイッチを切り替えましょう。きっとたくさんの答えがあることに気づき、今までにない発想につながるでしょう。作品を通してそんなきっかけになれば嬉しく思います。
制作年:2021
素材:MDF、プラスチック、モーター、ストロボライト
クリエイター
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15名以上で来館される場合は、こちらから日時のご予約をお願いします。
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