回転アニメーション
1枚1枚の絵なのに、動くようすはまるで生き物みたいですね!このように絵を素早く切り替えるのがアニメーションの仕組みです。ここで「アニメーション」とは、写真による動画・映画もふくめたすべての「動く映像」を指しています。例えば、よく目にする電光掲示板の流れる文字もアニメーションを活用しています。
私たちの目に入った光は、眼球の奥にある「網膜」という部分に当たります。ここで光は電気信号となって脳に送られます。このとき網膜にあたっている光の変化から、そこに動きがあるかどうかを脳が判断します。静止画を短い時間で切り替えると、網膜にあたる光の変化を引き起こせるので、脳細胞はそれを動いていると判断するのです。切り替える時間が長いと、脳はそれを動きとしてとらえることができません。
身近な事例
アニメーションを生かした技術は、みんなもたくさん知っていると思います。テレビ番組や動画はもちろん、スマホを操作したときの画面の反応、上で紹介した電光掲示板の流れる文字など。アニメーションは現代のくらしにあふれかえっています。
だれでも簡単にアニメーションを生み出し、楽しめるのが、パラパラ漫画です。メモ帳やノートの端に、連続した絵を描き、押さえた指ですばやくページをめくると絵が動いて見える遊びです。きっと、みんなも一度は作ってみたことがあるのではないでしょうか?
協力:明治大学 福地 健太郎
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