
電気・人体安全 メンバー紹介
我らが課長、岡本さんにインタビューしました!
2021年1月21日
こんにちは、電気ソリューション部 システム安全設計課の平田です。
電気・人体安全のメンバーを紹介する企画の第3弾を行いたいと思います!
電気・人体安全メンバー紹介の第3号は、
私たちシステム安全設計課の課長である岡本さんです!

- ご経歴は?
1995年にパナソニック(旧 松下電器産業)へ入社をして、生産技術本部と生産革新本部を経て生産設備や生活支援ロボットの開発に携わっていました。2008年からは、モノづくり本部で、自律移動ロボットの開発や事業化、ロボットの安全技術開発などに取り組みました。また、名古屋大学で社会人博士課程の博士号を取得し、大阪大学医学部招聘研究員を務めていました。現在はプロダクト解析センターのシステム安全設計課の課長及び、阪大の非常勤講師や産総研の非常勤の研究員として、電気・人体安全技術の開発に尽力されています。
・どういったご経験を?
岡本さんは数々の開発に携わっており、大別すると以下の3項目となります。
〇ロボット技術開発
・生活支援ロボット:自律搬送ロボット「HOSPI」
・医療福祉ロボット:注射薬払い出しロボット 、離床アシストロボット「リショーネ」
・農業支援ロボット:トマト収穫ロボット
〇安全技術開発
・NEDO 生活支援ロボットの実用化PJ (ISO13482発行)
・生体安全性の評価技術 (ISO TS21260策定)
・AI・ロボット安全品質コンサルティング
・電気安全試験サービス
〇設備開発・事業化
・生産設備の開発 (ロボット制御、データ管理、物流設備など)
・病院の物流コンサルティング
・自律搬送ロボット「HOSPI」の事業化
ロボット技術開発では、経済産業省が主催し、その年の優れたロボット技術等を表彰するロボット大賞 で2回も受賞されています。また、安全技術開発においては、離床アシストロボット「リショーネ」で世界初の安全認証取得やHOSPIで初めてJIS認証取得
をされています!
・大変だったこと、仕事へのやりがいは?
設備開発時は装置のトラブルやお客様対応、海外への行き来など大変なことが多かったそうです。また、ロボット技術と安全技術の開発時は、これまで経験してきたこととは別のことをやらなければいけなかったため、苦労されたそうです。
このように大変なこともあるが、自分が考えたことが思った通りに実現できた時、もしくは予想以上の成果が出た時に楽しさとやりがいを感じるそうです!
・ご趣味は?
釣りをすることが好きで、休日にはよく神戸の方へ釣りに行かれるそうです。また、釣った魚をご自分で料理もされており、Youtubeで料理動画(きまぐれクックなど)を視聴しているとおっしゃっていました。また、どんな仕掛けにしたら良いのか自分で理論を組み立て、日々釣りの研究も行っているそうです。最近では、60cmのハマチやアナゴを10匹以上も釣り上げるほどの腕前です!
他には旅行もお好きのようで、ツーリングで日本一周をされたご経験があるそうです。中でも北海道が一番良かったとおっしゃっていました!

岡本さんは、安全技術に関してプロフェッショナルであり私たちの尊敬する上司です。
電気・人体の安全に関するお悩みのお客様、ぜひお気軽にご相談下さい!
(編集後記)
今回は簡潔にインタビュー内容をまとめましたが、記事に載せきれないほど濃密で貴重な体験談を熱く語っていただきました。たくさんの経験と人との出会いが巡りに巡って今の岡本さんの仕事に結びついたのだと感じました。新入社員の私からすると、とても刺激的であり、仕事へのモチベーションへ繋がるお話をお聞きすることができました!