CO2ゼロ工場
2030年までに、すべての工場でCO2排出量実質ゼロへ
パナソニックグループの約250ヵ所の工場のうち、CO2排出量実質ゼロを実現した工場は、 2023年度時点で44工場となり、2024年度の目標値(37工場)を前倒しで達成しました。
私たちは、このCO2ゼロ工場をさらに拡大し、2030年までに、すべての工場でCO2排出量実質ゼロを目指します。
2030年までに全工場でCO2ゼロを目指す
CO2ゼロ工場の実現のカギは「省エネ」と「再生可能エネルギーの利活用・調達」
CO2ゼロ工場に向けた取り組みでは、照明のLED化やAIを用いたエネルギーマネジメントシステムの導入などで省エネ化を推進。
また、太陽光発電システムや蓄エネルギーシステム、水素燃料電池などを導入することで、自拠点で再生可能エネルギーを利活用し、さらに外部から100%再生可能エネルギーの調達を組み合わせることでCO2排出量実質ゼロを実現します。
CO2ゼロ工場実現のための取り組み
パナソニック エレクトロニックデバイス江門(有)PEDJMの太陽光発電システム
パナソニック エコテクノロジーセンターなどでの取り組み
パナソニックグループの家電リサイクル工場であるパナソニック エコテクノロジーセンター(PETEC)では、 2019年1月に、当社初のCO2ゼロ工場を実現しました。
太陽光発電システムの導入や再生可能エネルギー由来の電力調達、さらに、化石燃料由来のCO2排出をオフセットする認証制度、J-クレジットの活用によって、CO2排出実質ゼロを達成しています。
中国にあるパナソニック エナジー無錫(PECW)では、省エネの推進、太陽光発電システムの導入、再生可能エネルギーの調達によって、2021年度にCO2排出量実質ゼロを達成しました。
また、2022年2月からは、電気と熱を供給する純水素型燃料電池の実証実験を開始しています。
パナソニック エナジー無錫(PECW)
パナソニック エナジー無錫(PECW)の太陽光発電システム
省エネ家電
AIエコナビなどの技術を磨き、家電をとことん「省エネ」に
「OWN IMPACT」では製品を作るときだけでなく、製品を使うときに排出されるCO2も削減します。
エアコンや冷蔵庫は、パナソニックグループが取り組んでいる省エネ家電の代表例。
電気のムダを見つけて家電が自動で節電する「AIエコナビ」などの独自技術をさらに高めて、家電の省エネを徹底します。
家電が自動で節電する機能「AIエコナビ」
CO2の増加により地球は過去1400年で最も暑く、地球温暖化が加速しています。
「Panasonic GREEN IMPACT」に込めた決意を当社グループCEOが語ります。
パナソニックグループは2050年に向け、3億トン以上のCO2削減インパクトを目指します。