子どもの歯はどうして抜(ぬ)けるの?

子どもの歯が抜けるのは、大人の歯に生え変わるから。子どもの歯のことは乳歯(にゅうし)、大人の歯は永久歯(えいきゅうし)と呼(よ)ばれている。乳歯は、生まれてから3才位までに生える歯のこと。そして、6~12才には全部抜けて永久歯が生えてくる。子どもの歯のレントゲン写真を見ると、乳歯の下に永久歯が隠(かく)れているのが写っているよ。

でも、どうして2回も生えてくるのだろう? それは歯の数を増(ふ)やすため。体が大きくなると、あごの骨(ほね)も大きくなり、歯の数も増えるんだ。乳歯は全部で20本なのに、永久歯だと32本にもなる。いろんな物をたくさん食べられるように、生え変わるんだね。