赤ちゃんのおしりにある青いあざは何?

赤ちゃんの背中(せなか)から腰(こし)、おしりに青いあざがあるの見たことない? あれは、お母さんのお腹(なか)の中で、人間の形に変わっていく間に、皮膚(ひふ)の色を作り出す細胞(さいぼう)が体全体に散らばっていったことを証明(しょうめい)するもの。

だから、赤ちゃんの時ほどはっきり目立って、年を取るほど消えていくんだ。おしりだけじゃなくて、手足にもあるんだよ。昔は蒙古斑(もうこはん)と呼(よ)ばれ、今は児斑(じはん)と呼ばれている。

このあざは、日本人だけにあると思われていたんだけど、実は白人にもある。でも、白人の場合、生まれる前に消えてしまうんだって。