バイオ評価 bio-evaluation

~生物・化学を学んできた大学生が電機メーカーに就職し、半年間働いた体験記~​

2022年11月8日

はじめまして。信頼性ソリューション部 北内です。​
2022年入社のピッカピカの1年生です。今回は記憶に新しい就職活動から新入社員研修、配属までの体験を紹介させていただきます。

さぐりさぐりだった就職活動​

私は学生時代、応用化学科で「微生物での環境汚染物質の浄化」を目指す研究室に所属していました。その中で私は微生物の代謝経路に注目し、酵素と基質の反応性を研究していました。​

生物専攻でもないが、有機・無機、高分子のような王道の化学の研究をしているわけではない。そんな背景から就職活動のエントリーシートでは、専攻の選択肢のどこにチェックを付けるべきかいつも悩んでいました。しかし、パナソニックの選考では「入社後希望する専門分野を選択してください。現在の専攻ではございません。」と説明されました。この言葉のおかげで、出身学科や研究内容に縛られずに、やりたい職種・分野を素直に選択することができました。​

さぐりさぐりだった就職活動​

「メーカー」らしさを体感できた新入社員研修​

入社後の新入社員研修は、学びと新しい出会いに溢れていました。​
最初の「全体研修」では、パナソニックが大事にしている「お客様大事」や「社員稼業」の精神を学びました。この研修では、全社共通・部署も関係なく研修グループが組まれるので、全国各地の同期と交流できる貴重な機会でした。​

次の研修は「製造実習」でした。私はホールディングス所属ですが、事業会社の工場で実際にライン作業をしました。ものづくりの現場を生で体験し、「メーカー」らしさを強く感じる研修でした。実習に行く前は、工場は同じ作業の繰り返しかなと思っていたのですが、実際ラインに入って作業してみると、毎日状況が変わっていたので、瞬発力と適応力が必要な仕事だと感じました。工場内には安全と生産性向上のための工夫が至る所に施されており、感動と驚きを覚えました。​

最後の研修は「販売実習」でした。この研修では、販売店にお邪魔し、お客様への商品の説明、家電の取り付けを手伝わせていただきました。直接お客様の声を聞くことができ、当社に寄せていただいている信頼や期待を肌で感じることができました。その一方で、当社の製品・サービスの不便な点や欠点も知ることができ、勉強になりました。プロダクト解析センターのお客様は事業部門であることが多く、日々の業務ではエンドユーザーと接する機会が少ないため、この研修で知った現場の声を忘れずに業務に励もうと思います。​

販売実習

待ちに待った本配属​

そんなこんなで怒涛の研修を終え、現在はプロダクト解析センターで評価方法の習得を目指し、日々業務に励んでいます。今後はアレル物質抑制効果除菌効果の解析を担当します。再現性、精度の高い評価方法を習得するのはもちろんのこと、「なぜこのやり方なのか」「なぜこのような結果になったのか」を常に意識し、原理・原則を考察しながら業務に取り組もうと思います。​

学生の皆さん、社会人として過ごす時間は大学生として過ごす時間より長いので、専攻にとらわれずに、幅広い企業を見て、自分の希望に合った会社を探してみてください。​

空質快適空間の評価も行っております。ぜひ、お気軽にお問合せください。​

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