脱臭効果の評価サービス

本サービスの特徴

その1 ~原理原則に基づいた評価サービス~
間の感覚だけではなく、化学的な原理に裏打ちされた評価サービスを提供いたします。
その2 ~豊富な評価ノウハウを駆使した、ソリューションサービス~
多くのパナソニック製品の脱臭効果の評価実績があります!商品の使用環境や用途に合わせた最適な試験方法を提案し、ソリューションサービスをワンストップで提供いたします。
本サービスの活用分野




においってなんだろう?


においとは...

1.気体です。
焼肉をした次の日って部屋が焼肉くさいですよね。これは、部屋の壁やカーテンなどに焼肉のにおい成分が付着して、それが徐々に揮発するからなのです。におい自体は気体ですが、においの発生源を抑えることが脱臭の近道です。

2.複数の物質で構成されていることが多いです。
生ごみを放置しておくと悪臭が発生しますよね。これは、微生物が生ごみを分解し、アンモニアや硫化水素、酢酸などが発生するためです。このように、脱臭機を設計する際は、複数のにおい成分を除去する必要があります。

3.人によって感じ方が違います。
香水のにおいって、好みが分かれますよね。自分によってはいいにおいでも、他の人にとっては嫌なにおいに感じることがあります。においの感じる強さも変わったりします。においの評価を行う際は嗅覚検査に合格した人を6~8名集める必要があります。

サービスの概要

脱臭機能付き商品の脱臭効果を最大限発揮させるための最適な脱臭条件を提案します。
評価の流れ

におい成分の減衰と官能試験の相関を取ることで、化学的根拠に裏打ちされた脱臭効果の検証を行うことができます。
事例紹介

事例:脱臭機能付き商品のペット臭に対する最適脱臭条件の検討

脱臭条件1で脱臭機を運転することにより、目標の脱臭性能を達成!
ご依頼の流れについて


事前お打ち合わせ
においの発生環境などを考え、評価に用いるにおい成分や性能評価条件を一緒に検討いたします。
評価開始後
試験の進捗も随時報告いたします。予想外の結果が得られた場合の原因や対策についても、ご相談をお受けいたします。
評価完了後
ご要望に応じて報告書に結果をまとめ、ご要望に応じて報告会を実施します。結果にご不明な点等ありましたら、丁寧にアフターフォローをさせていただきます。
におい評価技術に関する情報の発信

今まで蓄積して参りました学術発表をご紹介します。
【研究速報】”タバコ付着臭の簡易的な臭気強度測定法”
タバコ付着臭の成分分析法を開発し、アルデヒド、オレフィン、ビニルピリジン、芳香族化合物などで構成されていることが判明しました。その中で、ビニルピリジンの濃度からにおいの強さを簡易的に予測できることを見出しました。
森北 浩通, 他3名 におい・かおり環境学会誌, Vol.38, No.4, pp. 280-286, 2007