新サービス「特定無線設備の特性試験サービス」を開始しました!
~国内初!JET特任外部試験所の認定取得~
2023年1月11日
篠山EMCサイトの木元です。
篠山EMCサイトはこの度、一般財団法人 電気安全環境研究所(以下、JET)から国内で初めて電波法に基づく「特任外部試験所」の認定を取得しました。これに伴い、2023年1月より、電波法で定める種別第19号に規定する特定無線設備(2.4 GHz帯:Wi-Fi、Bluetooth等)に関し、以下の3つのサービス提供を開始しました。
- 電波法申請時の特性試験
- 設計段階での事前測定サービス
- 量産管理測定サービス
1. 電波法申請時の特性試験
技適マーク取得申請のための特性試験サービスです。篠山EMCサイトで測定したデータは、JETでの技適・工事設計の審査にそのまま受け入れ可能です。従来、数日~数週間かかった特性試験が、最短1日~数日で実施でき、開発リードタイムの短縮が見込めます。
※電波法の申請はJETへの提出となり、他の登録証明機関へのデータ提出は出来ません。
2. 設計段階での事前測定サービス
無線設備のパラメータ調整等、電波法申請前にデータを取得するサービスです。取得したデータは全て数値データでご提供可能です。
3. 量産管理測定サービス
技適マーク取得後の無線設備の量産管理測定サービスです。
認証を取得された方(認証取扱業者)に課せられた義務の1つである、無線設備検査(製造品の量産管理)のための測定を実施します。
本内容は、プレスリリースされ、各種メディアの記事にも掲載されました。
詳細は下記を参照ください。
このサービスはこんなお客様におすすめ!
- すぐ評価したいのに登録証明機関の試験室空きがなく、順番待ちが長い…
- 自社評価データを登録証明機関に持ち込んで工事設計認証を申請しているが、評価を外注できないか?
- 本番の特性試験前に微調整しておきたい!簡単かつ高精度にデータを取れないか?
- 量産管理測定、今のままでいいのか検討したい
- 買い入れモジュール、技適マークはついているが念のため特性を見てみたい
など…
現在対応可能な特定無線設備は種別第19号のみですが、今後種別を順次拡大予定で、2023年度は種別第19号の3(5GHz帯Wi-Fi等)を追加する予定です。
更に、将来的には、種別第8号(315 MHz帯など)やWi-Fi 6E対応など、お客様の需要が高い帯域へと順次サービス拡大を進めてまいります。
篠山EMCサイトは、パナソニックグループ以外のお客様もご利用いただけますのでお気軽にお問合せ下さい。皆様のご利用をお待ちしております!
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