2024年2月28日、インドのパナソニックは、パナソニック エコリレーのもと、ダウラットプール(Daulatpur)地域での植林プロジェクトを実施しました。ダウラットプールは、48の公立学校があり15,000人以上が通学している南西デリー区全体の教育・エコツーリズム拠点として、デリー政府が開発を進めている地域です。このプロジェクトにより、苗を育てる畑の管理や植林およびアフターケアの分野において、現地のコミュニティに生活の糧を生み出したい考えです。パナソニックは、将来世代のために絶滅危惧種を復活させ、持続可能な生態系を促進することを主な目的とするこのプロジェクトのために、ハートフルネス インスティテュートと提携しています。まず、1エーカーの土地に苗木を植えて、それらが確実に成長するよう管理していきます。このプロジェクトは、生物多様性の向上だけに目を向けるものではなく、将来的には、子供たちや地域の人々の教育、社会や農村に生活の糧をもたらす機会の創出、汚染への対処、さらにはカーボンオフセットにつなげようとするものです。

このプロジェクトの開始式には、パナソニック ライフソリューションズ インド(PLSIND)のManish 会長、パナソニック エナジー インドの磯村社長をはじめ、デリー政府教育局のKulwant氏、ダウラットプールで学校長を務めるRajeev氏、ハートフルネス インスティテュートのゾーンコーディネーター、AP Tomar博士といった、森林生態系の回復への当社のコミットメントを象徴する方々が参加しました。

PLSINDでコーポレート・コミュニケーション&CSR部門の責任者を務めるPooja氏は、この取り組みについて次のように述べています。「環境スチュワードシップは、私たちの次世代のために持続可能な未来を確保する上で重要なステップです。私たちは、責任ある企業として、人々や社会のウェルビーイングの向上に注力しています。「パナソニック エコリレー・フォー・サステナブル・アース」は、世界各地の事業所に、地域の環境活動を計画して、従業員が地域の大人や子供たちとともにそれらの活動を実行するよう奨励する、グローバルな取り組みです。インドのパナソニックでは、そうした目的に沿って、地域のコミュニティと協力して高密度のミニ森林を開発し、森林生態系に貢献したいと考えています」。

パナソニックは、パナソニック エコリレープログラムを通じて、より環境に優しくより持続可能な世界の実現に向け有意義な貢献を果たすよう、人々やコミュニティを鼓舞し、力づけることを目指しています。パナソニックグループでは世界全体で、「Panasonic GREEN IMPACT」を通じて、社会の脱炭素化に貢献しています。このキャンペーンの目標は、2050年までに、パナソニックグループがCO2排出量を現在のグローバル総排出量の約1%にあたる3億トン超削減する効果を生み出すことを目指すというものです。「Panasonic GREEN IMPACT」キャンペーンでは、今日のZ世代やミレニアル世代のターゲット層に向けて、より持続可能な未来を築くための当社の取り組みを強調するとともに、変革の担い手となって変化をもたらすことを呼びかけています。