パナソニックのソーラーランタンのお話(はなし)
わたしたちのくらしにかかせない「電気(でんき)」がとおってない国(くに)があるって知(し)ってる?

わたしたちが毎日(まいにち)つかっている電気(でんき)。でも、世界(せかい)には、電気(でんき)がとおっていないところでくらしている人(ひと)たちもたくさんいるんだ。
パナソニックでは、こうした地域(ちいき)の人(ひと)たちに、「ソーラーランタン」という明(あ)かりをとどけているよ。どうして明(あ)かりが大切(たいせつ)なのか、パナソニックに聞(き)いてみよう!

パナソニックは「ソーラーランタン10万台プロジェクト」において初めて、南アフリカ共和国、レソト王国、スワジランド王国の非営利団体(NGO)に対して1,584台のソーラーランタンを寄贈しました。(2017/03/28 に映像公開)

▲パナソニックが南アフリカ、スワジランド、レソトにソーラーランタン1584台を寄贈した映像。

パナソニックのソーラーランタン

それでは、しつもんに挑戦(ちょうせん)してみよう!わからなかったら、こたえをよくよんで、パナソニックのソーラーランタンについて学んじゃおう!

世界(せかい)じゅうの、およそ12億(おく)の人(ひと)たちが、電気(でんき)のとおっていないところにすんでいます。電気のない場所(ばしょ)のことを「無電化(むでんか)地域(ちいき)」といいます。そこにすんでいる人たちは、電気がないので、夜(よる)は、「灯油(とうゆ)ランプ」という油(あぶら)を燃料(ねんりょう)にした暗(くら)い明(あ)かりや、ろうそくの光(ひかり)などですごしています。

下(した)の世界(せかい)地図(ちず)を見(み)てみましょう。世界(せかい)のいろんなところで、明(あ)かりのないくらしをしている人(ひと)たちがたくさんいるのがわかるでしょう。人数(にんずう)では、左下(ひだりした)にある「アフリカ」がいちばん多(おお)いですね。2ばんめに、わたしたちがすんでいる「アジア」、つぎにブラジルやチリなどがある「南米(なんべい)」、それからアラブの国々(くにぐに)がある「中東(ちゅうとう)」のじゅんばんです。

パナソニックは、こうした無電化(むでんか)地域(ちいき)にすんでいる人たちが、元気(げんき)でべんりな生活(せいかつ)ができるように、太陽(たいよう)の光(ひかり)で充電(じゅうでん)できる「ソーラーランタン」をとどけています。2018年(ねん)までに、10万台(まんだい)のソーラーランタンをくばります。

世界の無電化地域 人口/率
国際エネルギー機関“World Energy Outlook 2015”のデータからパナソニックが作成

下(した)の写真(しゃしん)を見(み)てみましょう。左(ひだり)の丸(まる)いかたちのものが「ソーラーランタン」です。「ソーラー」は英語(えいご)で太陽(たいよう)のこと、「ランタン」は明(あ)かりのことをいいます。右(みぎ)にある黒(くろ)い板(いた)は、太陽(たいよう)の光(ひかり)をうけて、充電(じゅうでん)(電気(でんき)をためること)するきかいです。

パナソニックのソーラーランタンは、小(ちい)さくて、かるくて、明(あか)るい、つかいやすいランタンです。W(ダブル)のかたちをした取(と)っ手(て)がついているので、手(て)でもって家(いえ)の外(そと)を歩(ある)くこともできるし、天井(てんじょう)からつるしたり、部屋(へや)のかべにかけることもできます。それに、水(みず)をはじく"防水(ぼうすい)機能(きのう)"により、すこしくらい水(みず)でぬれてもへいきです。

 パナソニックのソーラーランタンのとくちょう

・最大(さいだい)100ルクス(ルクスは明(あか)るさの単位(たんい))の明るさで、広(ひろ)い部屋(へや)もてらせるよ
・「すごく明るい」「明るい」「少し明るい」の3つの明るさをえらべるよ
・取(と)っ手(て)があるので、もち歩(ある)きやすいし、天井(てんじょう)やかべにかけることもできるよ
・けいたい電話(でんわ)の充電(じゅうでん)もできるよ
・防水(ぼうすい)機能(きのう)で、水(みず)をはじくよ
・およそ6時間(じかん)で充電(じゅうでん)が終(お)わります。そして27時間(じかん)、使(つか)えるよ。
・10年間(ねんかん)、こわれずに使(つか)いつづけられるよ。

「ソーラーランタン」があることで、それまで、暗(くら)くてねむるだけだった夜(よる)のあいだに、勉強(べんきょう)やしごとができるようになるし、もし夜中(よなか)におなかがいたくなっても、病院(びょういん)に行(い)ってお医者(いしゃ)さんにみてもらえます。
灯油(とうゆ)ランプとちがって、からだにわるいけむりも出(で)ないし、火(ひ)をつかわないから、火事(かじ)のしんぱいもありません。なによりも、家(いえ)が明(あか)るいと、家族(かぞく)との楽(たの)しい時間(じかん)がふえます。それが、いちばんうれしいことかもしれませんね。

 「ソーラーランタン」と「灯油(とうゆ)ランプ」のちがい

ソーラーランタン
・すごく明(あか)るいよ
・けむりが出(で)ないから、空気(くうき)がきれいだよ
・火(ひ)をつかわないから、安全(あんぜん)だよ
・太陽(たいよう)の光(ひかり)で充電(じゅうでん)できるよ
・二酸化炭素(にさんかたんそ)が出(で)ないから、地球(ちきゅう)にやさしいよ

灯油(とうゆ)ランプ
・あまり明(あか)るくないよ
・からだにわるいけむりが出(で)るよ
・油(あぶら)がもれて火(ひ)がつくと、火事(かじ)になっちゃうよ
・燃料(ねんりょう)の油(あぶら)を買(か)わないといけないよ
・地球(ちきゅう)の温度(おんど)を上(あ)げる二酸化炭素(にさんかたんそ)が出(で)るよ

102,716台

2012年(ねん)から今日(きょう)まで、パナソニックは世界(せかい)30の国(くに)に、およそ102,716台(だい)をくばりました。

寄贈台数が102,716台を超えました

 これまでソーラーランタンをとどけた数と国

2012年

数 :

国 :

合計10,000台

ミャンマー、インド、ケニア

2013年

数 :

国 :

合計14,114台

ミャンマー、カンボジア、フィリピン、インドネシア、マレーシア、インド、ケニア、ウガンダ、ブルンジ、ニジェール

2014年

数 :

国 :

合計20,364台

ミャンマー、カンボジア、ベトナム、フィリピン、インドネシア、
マレーシア、インド、ケニア、リベリア、シエラレオネ、ギニア

2015年

数 :

国 :

合計17,086台

ミャンマー、カンボジア、ベトナム、フィリピン、インドネシア、タイ、
インド、バングラデシュ、コンゴ民主共和国

2016年

数 :

国 :

合計22,102台

ミャンマー、カンボジア、ベトナム、インドネシア、タイ、インド、
コンゴ民主共和国、エチオピア、タンザニア、南アフリカ、レソト、
スワジランド、フィリピン

2017年

数 :

国 :

合計19,050台

バングラデシュ、カンボジア、ネパール、ミャンマー 、タンザニア 、
ベトナム 、 ハイチ 、シエラレオネ 、ルワンダ 、モーリタニア 、
リベリア 、 ラオス 、 フィリピン 、タイ 、カメルーン 、ガイアナ 、
ナイジェリア 、インドネシア

寄贈(きぞう)台数10万台を達成しました。 ありがとうございました。

寄贈(きぞう)の輪をさらに広げていくために、新たに2018年3月から「みんなで“AKARI”アクション」がスタートしたよ。みんなから集めた寄付(きふ)は無電化地いきの子どもが教育を受けることや、女性(じょせい)が仕事につくこと、安全に病気をなおすことなどのサポートに活かされるんだ。「寄付」を通じて未来を照らす“あかり”を届ける活動。みんなもぜひ参加してね!