2022年のパナソニックオープンで見事アマチュア優勝を果たした蟬川泰果。プロ転向後も目覚ましい活躍が続き、今や日本のゴルフシーンを代表するスターとなった。パナソニックオープン公式サイトでは、そんな若き歴代優勝者の成功までの道のりや強さの秘密をスペシャルインタビューで解き明かしていく。
―蟬川選手がゴルフを始めたきっかけは何ですか?
もともと父がゴルフ好きで、まだ立つこともできなかった1歳半くらいの時にオモチャのゴルフクラブを買い与えてくれたんです。クラブを杖がわりに立って、ブンブン振り回していたようですね。なので子どもの頃の記憶をさかのぼってもいつ始めたという明確な瞬間はなく、物心ついた時には既にゴルフをやっていたという感じですね。
―そんな小さい頃のお話からは想像できないほど蟬川選手は力強いドライバーショットのイメージがありますが、その飛距離の秘訣は何でしょうか?
自分の限界を超えていけるので、やっぱり「マン振り(フルスウィングをさらに超えるような強振)」することですね。そしてそのための身体づくりを大事にしています。マン振りすると、人によってはあばら骨が折れるくらい身体がねじれるんですよ。怪我をしないためにも、下半身だけでなく全身をまんべんなく鍛えるようにしています。
―やはり飛距離は自分の武器だと思いますか?
そうですね。最初のドライバーが飛ぶ分、バーディチャンスが広がっているので武器だと思いますね。自分の中でドライバーショットが良い印象の時はスコアが爆発的に上がることが多いです。
―プレー中に意識していることや大切にしていることはありますか?
思い切り後悔のない1打を打とうと思っています。失敗した時って1日中嫌なイメージが尾を引くんですよね。なのでできるだけ「悔いのない1打だったんだからこれで良かったんだ」とマインドが切り替えられるよう意識しています。そしてどんな時も疑問に思うことがあればそのまま打たずに解消してから打つことですね。
―蟬川選手がゴルフを始めたきっかけは何ですか?
もともと父がゴルフ好きで、まだ立つこともできなかった1歳半くらいの時にオモチャのゴルフクラブを買い与えてくれたんです。クラブを杖がわりに立って、ブンブン振り回していたようですね。なので子どもの頃の記憶をさかのぼってもいつ始めたという明確な瞬間はなく、物心ついた時には既にゴルフをやっていたという感じですね。
―そんな小さい頃のお話からは想像できないほど蟬川選手は力強いドライバーショットのイメージがありますが、その飛距離の秘訣は何でしょうか?
自分の限界を超えていけるので、やっぱり「マン振り(フルスウィングをさらに超えるような強振)」することですね。そしてそのための身体づくりを大事にしています。マン振りすると、人によってはあばら骨が折れるくらい身体がねじれるんですよ。怪我をしないためにも、下半身だけでなく全身をまんべんなく鍛えるようにしています。
―やはり飛距離は自分の武器だと思いますか?
そうですね。最初のドライバーが飛ぶ分、バーディチャンスが広がっているので武器だと思いますね。自分の中でドライバーショットが良い印象の時はスコアが爆発的に上がることが多いです。
―プレー中に意識していることや大切にしていることはありますか?
思い切り後悔のない1打を打とうと思っています。失敗した時って1日中嫌なイメージが尾を引くんですよね。なのでできるだけ「悔いのない1打だったんだからこれで良かったんだ」とマインドが切り替えられるよう意識しています。そしてどんな時も疑問に思うことがあればそのまま打たずに解消してから打つことですね。
―ツアー初優勝を遂げた2022年のパナソニックオープンを振り返ってみて、あの時何を感じていましたか?
実は、18番のパーパットを打つ前にもう泣きそうになってたんですよ。ゴルフ人生の中で打つ前に涙があふれて来たことは一度もなかったんですが、あの瞬間、今までたくさん悔しい思いをしてきたことが思い出されて「ああ、報われた」って感じたのを覚えています。これで父に優勝カップを持たせてあげられるんだって、ようやくここまで来たんだって。プロゴルファーになる夢がグッと近づいた瞬間でしたね。
―あの時は既にプロになろうと決めていたんですか?
そうですね。パナソニックオープンに出場する前にABEMAツアーでは優勝していたんですが、その時既にプロになろうと強く決めていましたね。パナソニックオープンで優勝した時はもう「自分の職場が見つかったな」って、確信に変わりました。
―そしてプロに転向されたわけですが、今シーズンの目標を教えてください。
まずは1勝することが目標だったんですが5月に達成できたので、複数回優勝を今は掲げています。次のパナソニックオープンで大会2連覇を達成してみたいですね。
―楽しみにしています。最後に、プロゴルファー蟬川泰果として、これからどんな存在になっていきたいですか?
“圧倒的な存在”になっていきたいです。
―ありがとうございました。
―ツアー初優勝を遂げた2022年のパナソニックオープンを振り返ってみて、あの時何を感じていましたか?
実は、18番のパーパットを打つ前にもう泣きそうになってたんですよ。ゴルフ人生の中で打つ前に涙があふれて来たことは一度もなかったんですが、あの瞬間、今までたくさん悔しい思いをしてきたことが思い出されて「ああ、報われた」って感じたのを覚えています。これで父に優勝カップを持たせてあげられるんだって、ようやくここまで来たんだって。プロゴルファーになる夢がグッと近づいた瞬間でしたね。
―あの時は既にプロになろうと決めていたんですか?
そうですね。パナソニックオープンに出場する前にABEMAツアーでは優勝していたんですが、その時既にプロになろうと強く決めていましたね。パナソニックオープンで優勝した時はもう「自分の職場が見つかったな」って、確信に変わりました。
―そしてプロに転向されたわけですが、今シーズンの目標を教えてください。
まずは1勝することが目標だったんですが5月に達成できたので、複数回優勝を今は掲げています。次のパナソニックオープンで大会2連覇を達成してみたいですね。
―楽しみにしています。最後に、プロゴルファー蟬川泰果として、これからどんな存在になっていきたいですか?
“圧倒的な存在”になっていきたいです。
―ありがとうございました。
Q.
リフレッシュしたい時は何をしますか?
A.
洋服が好きなので、洋服を買い行きます。ファッション好きなんですが、僕は足が太いのでタイトなパンツを履くとスパッツみたいになっちゃうのが悩みです(笑)。
Q.
勝負メシはありますか?
A.
昨年のパナソニックオープン優勝前は焼肉を食べに行きました。でも、ファミレスでご飯食べてから勝つことも全然ありますよ!
Q.
大会前に必ず聴く音楽はありますか?
A.
ヒップホップですね。好きなアーティストがいて、アルバムをフルで聴くんです。なぜかそのアルバムを聴くと良い成績が残せるんですよ。
Q.
賞金王の座を目前に控え、何か自分へのご褒美を買いましたか?
A.
まだ何も買ってないんですが、前から心に決めていた時計があって、今度いよいよ買おうと思っています。
Q.
よく観るスポーツはありますか?
A.
格闘技が好きでよく観ますね。あんまり観続けて止まらなくなったので先日スマホからYouTubeのアプリを消しました(笑)。
Q.
ズバリ、将来の夢は?
A.
世界の4大メジャーを制覇することです。
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