1日中どこにいても見どころ満載!
"だけじゃない"ゴルフトーナメントの楽しみ方
トーナメントの見どころは本戦だけじゃない!戦いの行方とはまた違った楽しみ方があるのです。ではどのように見るといいのか?パナソニックオープンを訪れた家族の1日を追いかけてみましょう。
『ドライビングレンジをCheck!』
ドライビングレンジは"飛ばし"の練習の場ではない!
本戦の朝の練習場はとても静か。選手は自分のスタート時間の1時間ほど前にはドライビングレンジにやってきて、淡々と練習をこなしてからコースへ出ていきます。打つ球数は人それぞれ。その日最も使用頻度の高いクラブを中心に練習しているため、もし100球練習するとしたら約半分はウェッジ(比較的短い距離のショットに用いるクラブ)などを使い、残りの半分をアイアンやドライバーの練習にあてます。ドライバーで気持ちよく飛ばす練習ではなく、狙った所に正確に落とす練習をしているのです。
また、選手が18ホールを終えてからやってくる午後のドライビングレンジはさらに見どころ満載です。朝の静寂とはまた違い、仲の良い選手同士で会話をしながら打ったり、コーチからのレクチャーを受けたり。話している声が聞こえてきて自分のプレーの参考にできるかもしれません。
『アプローチ練習場と練習グリーンをCheck!』
アプローチ練習場は"苦手"克服のチャンス!
アプローチ練習場では、まず自分が苦手なポイントにいる選手を見つけてみてください。バンカーが苦手な人はバンカーにいる選手を見る。ラフが苦手な人はラフにいる選手を見る。グリーン周りの平らなところ、傾斜のあるところ、場所によって選手がどんなショットを練習しているのか分かり、自分の苦手を克服する参考になります。ずっと見ていると、そのうち構え方を見ただけで、高く上げようとしているのか、転がそうとしているのか、などが分かるようになります。ゴルフは、そうやって「見る力」を養うと必ず上手くなります。練習場には上達のためのヒントがたくさん落ちているので、まずはプロの練習を目の前でじっくり見てみてください。
『コースで本戦をCheck!』
コース観戦は、見て楽しい!見て上手くなる!
コースのおすすめ観戦方法は、大きく分けて2パターンです。1つは、好きな選手を追いかけて見る"密着観戦"。思う存分、好きな選手の技を楽しむことができます。もう1つは、特定の場所でじっくり見る"定点観戦"。ティショットやアプローチショット、パッティングなど1か所で観戦することで様々な選手の技を見ることができます。ゴルフが上手くなりたい方はぜひ定点観戦を試してみてください。プロの豪快な飛ばしの技術を見るならドライビングディスタンス計測ホールがおすすめです。繊細なアプローチショットを見るならグリーン周辺にバンカーや池、傾斜があるホールへ行ってみてください。「罠」を乗り越えるためのプロのコースマネジメントやコントロール技術を堪能できます。
様々な楽しみ方があるゴルフトーナメント。広いコースの中には、初めての方でも楽しめるダイナミックな男子プロの戦いや、アマチュアゴルファーが見て勉強になる練習方法や技術がギュっと凝縮されています。ぜひ、トーナメントに足を運び1日中存分に楽しんでみてください。
※本ページに掲載している大会写真や映像は、すべて過去大会のものです。実際のイベント、出場選手とは異なります。