Result
大会結果
浜野ゴルフクラブ
優勝
天本 ハルカ 選手
2024年JLPGAツアー第9戦「パナソニックオープンレディース」が千葉県市原市の浜野ゴルフクラブで開催された。
今年は「OUTコース」と「INコース」を入れ替え、2008年の「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」以来、JLPGAツアーとしては16年ぶりに最終18番ホールがパー3で開催された。
初日に、蛭田みな美選手がこれまでのトーナメントコースレコードを更新する63ストロークをマークすると、2日目にも佐久間朱莉選手が63ストロークをマーク。予選2日間を終え、45位タイ51名の選手が決勝ラウンドに進出した。予選カットラインは本大会で史上最少スコアの4アンダー、女子ゴルフのレベルの高さがうかがえる展開となった。
最高気温が25度を超える夏日となった最終日、暑さとの戦いも加わった過酷な優勝争いがスタートした。
首位タイでスタートした最終組の佐久間選手、尾関彩美悠選手、天本ハルカ選手の3選手が思うようにスコアを伸ばせず優勝争いは大混戦の展開となったが、天本選手が8番ホールからの5連続バーディーで、一気に後続との差を広げて波に乗った。バックナインでは、一時1打差にまで追い上げられるも17番のバーディーで再び2打差をつけて念願のJLPGAツアー初優勝を決めた。2019年の勝みなみ、全美貞がマークしたトータル12アンダーのトーナメントレコードを更新し、19アンダーをマークしパナソニックオープンレディース5代目チャンピオンに輝いた。
ベストアマは3日間を6アンダーで回った伊藤二花選手が獲得し、今年新たに設置されたベストルーキー賞は、トータル12アンダーでまわった小林光希選手が獲得した。
本大会は、毎年好評の「ザ・ギャラリーホール」が最終ホールに生まれ変わった18番ホールで実施され、グリーンDJの掛け声と共に、優勝を争う選手たちのナイスプレーに会場一体となって大声援を送り盛り上がりを見せていた。
観戦の合間には、パナソニックのミラーレスカメラLUMIX「BGH1」を使用した『4DReplay』によるスイングチェック体験や、子どもから大人まで楽しめる「パナソニック パッティング パーク」で、たくさんのギャラリーが楽しんでいた。
一時は1打差に12名がひしめき合う大混戦となり最後まで勝負の行方が分からなかった最終日だったが、ハイレベルで白熱した戦いと共に、多くのギャラリーの歓声で大会は盛り上がり、記念すべき5回目の本大会は大盛況で幕を閉じた。
ベストアマチュア賞
伊藤 二花 選手
Total Score 210
ベストルーキー賞
小林 光希 選手
Total Score 204