茶色いお米があるってホント?
     
お米は最初から白いわけじゃないんだ。田んぼからとれた稲(いね)から、外側のもみ殻(がら)を取り除(のぞ)くと、中からお米が出てくるんだ。これは玄米(げんまい)って呼(よ)ばれていて、この玄米からさらに、薄(うす)い皮を取ると白いお米になるってわけ。

お米の栄養は、薄い皮の部分にもいっぱいある。何と、薄い皮がくっ付いた玄米は、白いお米の3倍も栄養があるんだって! 体を動かすエネルギーの素(もと)になる炭水化物や脂肪(しぼう)、脳(のう)の働きを良くするビタミンB1、細胞(さいぼう)や血管を若(わか)返らせるビタミンEなど、栄養がぎっしり。だから、玄米は、お茶やパンにも使われているんだ。