パナソニックグループは、1993年より、従業員が家族や地域の
⽅々とともに地域の環境活動を⾏ってきました。

その後、取り組みを全世界へと広げ、環境のためのアクションをつづけています。

そしていま、海の豊かさを守ることによって脱炭素に貢献する

「ブルーカーボン」に取り組みます。

海藻などの海洋⽣態系は、陸の⽣態系より多くの⼆酸化炭素を吸収すると⾔われています。

しかし、海⽔の汚染や⽔温の上昇などにより、この海洋⽣態系が減少しているのです。

世界中に拠点を持つグローバル企業として、わたしたちもこの問題に真摯に向き合わなければならない。

パナソニックグループは、企業としての枠を超え、地球という⼤きな家族の⼀員として、

次世代によりよい環境を残すために、これからも活動を続けていきます。

海の植物が光合成などによって、
⼤気から吸収して蓄積させる炭素のこと

※Global Carbon Budget 2022をもとにパナソニックグループが画像作成

CO2を吸収するブルーカーボン⽣態系が
いま、消失の危機。

年間平均で2〜7%のブル―カーボン⽣態系※1
消失しているといわれています※2

※1. CO2の吸収源となる海洋⽣態系のこと
※2.UNFP「Why Blue Ecosystems Matter」を参照

わたしたちパナソニックグループにできること

これまで、河川や海岸の清掃活動を⾏ってきたパナソニックグループは、
ブルーカーボンを守り、増やしていくための活動に取り組みます。

CO2を減らすために、海の豊かさを増やすこと。
ブルーカーボン⽣態系を育てる、
パナソニックグループの企業市⺠活動。
わたしたちも、ひとりひとりが地球市⺠として、
この活動を続けていきます。

海の豊かさを守る活動

パナソニックグループの企業市⺠活動では
30年以上にわたり、様々な形で海の豊かさを守る
エコリレー活動を展開しています。

マングローブの植樹

カンボジア、ベトナム、UAEなど様々な国や地域で、
炭素貯留に効果があるマングローブの植樹活動や保全活動を展開し
ています。


ビーチクリーンなどの清掃活動

海洋プラスチックごみの減少や、陸上からのゴミ流出を減らすため、
世界各地の従業員が地域の方々とともに海岸や河川、街中での
清掃活動に取り組んでいます。

社員食堂でのサステナブル・シーフード提供

日本で初めて、持続可能な漁業や養殖業によって漁獲された
サステナブル・シーフードの社員食堂での提供を開始し、
現在も定期的・継続的に取り組んでいます。

シーベジタブルとの連携と社員食堂での提供

海藻養殖を通じた海の生物多様性の保全・回復に加え、食料問題やCO2削減などの
社会課題解決に向け、合同会社シーベジタブルとの共同実証契約の締結と、
同社による養殖海藻の社員食堂での提供を行っています。(2025年6月現在)