温湿度ストレス(結露サイクル試験)

結露サイクル試験
基板上で結露が発生すると、イオン化しやすいメッキの場合、基板上でひげ上に金属が伸びていく場合があります。イオンマイグレーションという現象ですが、銀で見られることがあります。基板上で発生すれば、デンドライド、基板の中で発生すれば、CAFと呼びます。結露サイクル試験は、デンドライドの発生の有無を確認する試験です。
通電状態の基板を試験槽に入れ、基板を低温(例えば5℃)にしたのち、高温多湿(例えば、25℃95%)の蒸気をさらす、これを繰り返す試験となります。
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何が出来るのか |
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急激な温湿度変化により電子回路基板上での結露によるマイグレーション評価ができます。
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主な仕様 |
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温度:-40~100℃ |
実施できる信頼性試験項目 |
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結露サイクル試験(イオンマイグレーション試験) |