メンバー紹介/人間中心設計、実証実験、ユニバーサルデザイン、UX(ユーザエクスペリエンス)

握り心地の野田

UX解析課

【専門分野】

人間工学、機械学習、統計解析

【担当】

動線・視線などの行動データを用いた効果検証、AIによる心地評価

【メンバーから一言】

滞在時間や視認時間といったユーザの実際の行動データと、ユーザの心理が見えてくるアンケート・インタビューの感性データを掛け合わせ、製品効果(訴求ポイント)課題点を見える化し製品開発・販促をご支援します。そのほかにも、AIを活用した握り心地シミュレーションの開発にも取り組んでいます。

メンバー紹介

2019年11月13日

「握り心地」などのユーザーの感性を取り入れて製品開発を支援する野田さんにインタビューしました!

こんにちは。ユーザビリティの武本です。

シリーズ第11回は、くらしアップデート設計課の野田さんを紹介します。

今回の紹介者武本(右)と野田さん(左)

入社当初のお仕事

2003年入社の野田さんは、心拍、発汗、体動といった人から得られる行動・生理指標を、「気持ち良い」、「痛い」、「睡眠の質」などの人の状態・感覚と結びつける研究をしていました。

仕事で大変だったこと

入社当時の上司が多忙だったため、職場にいないことが多く、限られた時間で仕事を自主的に進める事が大変だったそうですが、いい経験になったそうです。
上記の睡眠テーマでは、「新製品の販路開拓のための他社との協議の場や、大学や外部機関との共同研究、事業部門との検討会などにも出席できたので、所属する部署以外の人と話ができる機会が多くあり、研究開発だけなく様々なことを経験できてよかった。」と当時を振り返る野田さん。
若いうちから自分の仕事に責任を持って遂行する経験の大事さを私達も学ばせて頂きました。

仕事のやりがい

野田さんが仕事のやりがいを感じるときは、依頼元のお客さんに喜んでもらえるときだそうです。

そのようなやりがいを感じられたという、仕事の一例を紹介します。
2018年2月に発売された、マンダム デオドラントロールオン。
この製品は、野田さんが社外とコラボレーションし、「握り心地」という人の感覚から、デオドラント剤として最適な形状を提案されたものです。

この時のやりがいを、野田さんは、以下のように話してくれました。
「自分からデオドラント剤の形状提案をした事は、嬉しかったし、やりがいもあった。普段から複数の視点を持って提案する事を心がけているので、先方には『そんなことまでやってくれたんだ!』と思って頂ける事がやりがいになる。社外の方と関われた事も良かった。デザイナーさんとコラボする中で、知らないことを知れて、吸収できたのが楽しかった。
若い人はどんどん外に出て、自分の得意な方法で人脈を作るのがいいと思う。」

現在のお仕事

最近では、人事領域でのテクノロジー活用、HR-TECの業務にも取り組まれています。
働く人たちの性格や価値観は多種多様。人事部門の方と連携し、そんな一人一人の特徴をデータ化・見える化・解析し、人材開発・施策にどう生かしていくかに取り組まれています。
「解析することで新しい社会を創る。解析の可能性を、今後も、どんどん拡げていきたい!」と言われていました。

プライベート

スノーボードを楽しむ野田さん
ゴルフ中の野田さん

野田さんの趣味はスポーツと料理。

休日には山登り、サッカー、スノーボードなどかなりアクティブに過ごされています。最近は特にゴルフがマイブームで、スコアも徐々に上がって来ているそうです。
お料理はかなり凝ったものを作られているそうで、自分で急須を買ってきて、松茸の土瓶蒸しを作ったり、土鍋で燻製を作った事も!
仕事でも、プライベートでも、こだわりを持ち、何でもこなしてしまうのが素敵です。
ユーザーの感性を取りいれた製品開発など記事を読んで興味を持たれた方は、お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。