デジタルヒューマンによる使いやすさ定量化ソリューション
こんなお困りごとはありませんか?
- みんなが使いやすい商品形状を考えたい。
- 新商品の使いやすさを科学的に訴求したい。
- 作業負担の小さい工程レイアウトにしたい。
- アンケートだけでなく、科学的根拠で効果を見える化したい。
ユーザビリティ・ソリューション部では、身体負担感や、視認性、身体適合性を考慮した作業空間の評価など、さまざまな評価を行う人体シミュレーション技術(デジタルヒューマン技術)を開発しており、試作品のない商品設計段階での評価や、被験者評価では実現不可能な多くのパターン数での評価が可能です。これにより、商品開発期間の短縮や試作のコスト削減に貢献します。
デジタルヒューマン技術の特徴
- 日本人約4万人の体型データベース(年齢/性別/身長/体重別)
- 逆運動学を基にした動作生成アルゴリズム
※スイスEPFLとの共同研究 - 力学計算モデル(関節トルク計算/接触反力計算)
- 独自の身体負担感データベース(しんどい/らく)
※独立行政法人 製品評価技術基盤機構監修・共同計測
デジタルヒューマンを使った収納評価
デジタルヒューマンによる商品のユーザビリティ評価事例
1)身体適合性評価(届く/届かない)
老若男女、様々な体型を作ることができるので、ラクに手を伸ばすことができる範囲や、座った時に足が床に届くかなど、ユーザーの体型と商品の適合性確認ができます。
2)視野評価(どのように見えるか)
作業時に見たいものが見えているか、また、大人と子供など、身長による見え方の違いを確認することが可能です。
3)身体負担感評価 (その姿勢や動作が統計的にどの程度しんどいか)
独立行政法人 製品評価技術基盤機構監修の下に計測した、当社オリジナルの身体負担感データベースを基に、その姿勢や動作がどの程度の負荷を与えているか定量的に確認することができます。
4)加齢による変化予測
一般的に加齢に伴い、発揮できる力も変化していきますが、デジタルヒューマンにはこの特性も組込まれています。同じ姿勢や動作でも、30年後の自分が、どの程度しんどさを感じるか、確認することも可能です。
デジタルヒューマンの商品開発への活用事例
1)企画・設計における活用
実商品(試作品)作成前に、CADデータを用いての身体適合性や負担感評価が可能です。これにより、商品開発にかかる時間・コストの節約と商品のユーザビリティ(使い心地)の向上を同時に実現できます。
2)商品訴求における活用
3)工場における活用
デジタルヒューマン技術を用いることで、モノを取る、運ぶ、置くといった工場で頻出する動作に対して負担感(しんどさ)を見える化できます。これにより、作業負担の軽減や効率化などの工程改善につなげます。