作業性・安全性
商品の施工現場で「これ、簡単につけられるな!」「なんか、いまひとつつけにくいな」「もしものときに大丈夫?」といった声を聞くことはありませんか?ユーザビリティ・ソリューション部では、施工作業時の「カラダ」の負担を軽減し、なおかつ安全にも配慮された製品設計をサポートします。
作業負担を可視化する
作業しやすさのポイントを特定しました
作業時の姿勢など作業者の計測と、作業手順などの作業プロセスの観察・記録を行うことにより「カラダ」が負担に感じる作業内容まちがえる手順を特定します。
作業者の行動を観察し、作業後のインタビューで作業の内容を振り返り、ヒアリングします。時間がかかる、よく間違える作業を特定し、マッチングを図ることで作業性のよい商品開発につなげることができます。
人体への安全性に配慮する
商品落下時・転倒時の頭部傷害レベルを推定しました
自動車業界で開発された頭部傷害評価装置や、自社開発の試験装置およびシミュレーションを用いて、頭部への製品落下時や転倒時の頭部傷害レベルの評価を行いました。 試験装置内部には3軸加速度センサーが内蔵されており、計測された加速度値をもとに傷害レベルの推定を行います。シミュレーションでは、上記に加えて応力による骨折評価や裂傷評価などより細かな評価も可能です。
- 製品落下時の傷害レベル推定
- 転倒時の傷害レベル推定
ご利用イメージ
中等症発生確率○○%
重症発生確率○○%低減
CAEによる対策効果の可視化
手指挟みこみ時の傷害レベルを定量化しました
自社開発の試験装置やシミュレーションにより手指挟みこみ時に手指に働く荷重や裂傷の推定を行います。 皮膚を模擬したゴム材料で人体応答を模擬し、内蔵されたセンサで荷重値を計測します。シミュレーションでは、論文や動物実験により人体の材料特性を取得することで、骨折、裂傷といった傷害を推定しています。
ご利用イメージ
荷重値○○%低減など新製品と旧製品の定量的比較
対策効果の可視化