「ユーザー視点」での故障解析・トラブル解明
パナソニックは電子部品のサプライヤーであると同時に、電子部品のユーザーでもあります。 そして、私たちはこの「ユーザーの視点」を大切にしています。
電子部品は保管時の湿気や、実装時の機械的或いは電気的ストレス、さらには回路動作、市場での環境ストレスなど、様々な要因によって故障やトラブルに至る可能性があります。さらには、電子部品の製造時の不完全さが、前述の要因と重なることで、トラブルに繋がるケースも多く見られます。
市場にて電子部品の故障やトラブルが発生した場合、私たちは「ユーザーの視点」で、その商品がどのようなストレスに曝される可能性があるかを徹底的に検討し、仮説を立案、検証を行います。この仮説の立案能力が私たちの強みです。
また、トラブルの原因の電子部品を特定できない場合や、不具合現象が再現しない場合でも、専門分野の異なる技術者の衆知により、あらゆる可能性の中から仮説を立て検証を行ってゆきます。
なお、サプライヤーや、第三者分析機関の解析レポートで、原因究明に至らなかったケースなどでの、「セカンド・オピニオン」としての対応も実施しています。
製品全般のトラブル解明
「不具合の現象が再現しない」、「故障の原因が分からない」といったケースでは、あらゆる可能性の中から、状況証拠と予備検討の結果を元に仮説・検証を行うアプローチが必要です。 電子回路技術者を中心として、EMCや信頼性などの関連の専門家がチームを組み、速やかに原因究明に着手いたします。「総合力による原因究明と早期解決」はプロダクト解析センターにしかできない強みです。
支援例
- 商品の操作中にごく稀に動作がフリーズする。電源リセットで復帰するが、原因が分からない。
⇒EMC専門家を交えたヒアリングより、発生状況からノイズ起因の仮説を立案。検証を通じて通常のEMC規格では要求されない特殊な伝導ノイズが原因と断定。速やかな再発防止策の実施により、歯止めを実施。