紫外線ストレス(耐候性):キセノンランプでの耐光性試験・耐候性試験

キセノンランプでの耐候性試験(耐光性試験)
屋外で雨の当たる場所を想定し、紫外線照射中に散水を行う試験を耐候性試験、屋内を想定し散水を伴わない試験を耐光性試験と呼びます。光源に関わらず、耐候性試験、耐光性試験は可能です。また、耐候性試験機をウェザーメータ、耐光性試験機をフェードメータと呼ぶこともあります。
キセノンランプ光源は、地表に届く太陽光と波長分布が似ているため、相関性のいい光源だと言われており、グローバルには一般的な光源です。また、エネルギー量を変えることが可能で、3倍程度までエネルギー量を増やした強エネルギーあるいはスーパーキセノン型の試験が可能です。
さらに紫外線を吸収するフィルターを変更することで、窓ガラス越しを想定した試験も可能となります。

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(アトラス)
何が出来るのか |
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太陽光の紫外線波長に近く、実環境に近い評価ができます。
設備1台を貸出し |
主な仕様 |
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温度:BPT55~89℃ 紫外線フィルターを交換することで車載や他の様々な規格に対応 |
実施できる信頼性試験項目 |
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キセノンフェードメータ試験、キセノンウェザーメータ試験、 |
■関連規格
JIS K7350-2 |
プラスチック 実験光源による暴露試験方法 |
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JIS K5600-7-7 |
塗料一般試験方法 第7部塗膜の長期耐久性 |
JIS A1415 |
高分子系建築材料の実験室光源による暴露試験方法 |
JIS A1439 |
建築用シーリング材の試験方法 |
JIS K6266 |
加硫ゴム及び熱可塑性ゴムー耐候性の求め方 |
JIS D0205 |
自動車部品の耐候性試験方法 |
JIS B7754 |
キセノンアークランプ式耐光性及び耐候性試験機 |