耐候性試験 | 使用環境を想定した光・降雨・経時劣化を評価
耐候性試験とは、太陽光(紫外線)・温度・降雨などの環境因子が、樹脂材料や塗装鋼板の外観・物性・強度に与える影響を評価する試験です。
使用環境・保管環境において、製品は腐食因子の影響を受けています。
- Q. 樹脂材料や塗装鋼板では、屋外環境であれば、太陽光から照射される紫外線(特にUV-B)と降雨、屋内環境であれば窓際での紫外線、蛍光灯の紫外線因子の影響により、変色や白化、強度低下といった品質低下生じていないでしょうか?
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A. 樹脂材料や塗装鋼板のトラブルの未然防止と品質向上を目的に、耐候性試験機を用いた受託試験サービスで支援します。
(下記参考事例)
- 事象:変色(色褪せ)
- 原因:紫外線+雨
- 事象:塗装の白化
- 原因:紫外線+温度
- 事象:樹脂劣化
- 原因:紫外線
オゾン層破壊による紫外線は強くなる一方で、年々その紫外線による変色や強度低下などの劣化は顕著になっています。試験設計を行い、品質評価・信頼性評価を実施します。
多様な公的規格や複雑な条件設定、要求品質に対応します。
- 耐候性試験
- 耐光性試験
- サンシャインウェザーメータ試験
- キセノンウェザーメータ試験
- キセノンフェードメータ試験
- スーパーUV試験
- メタルハライド試験
- キセノンランプ
- カーボンアーク
- メタルハライドランプ
適切な光源選定、サイクル設定と複雑な試験条件に対応します。
- 海外展開では実環境との相関性を重視するためキセノン光源での試験が主流で強エネルギーによる更なる促進試験が可能
- 各種光源による耐候性試験が可能(屋内環境、屋外環境想定)
- 短時間での材料選定試験(スクリーニング)が可能
- 長期信頼性試験のための超加速試験が可能(但し相関性は低下)
光源による紫外線波長の相関性グラフ
試験機仕様
【強エネルギー対応キセノンウェザーメータ】
- 温度範囲:BPT55~89±3℃
- 槽内湿度:50±5%RH
- 放射照度:60~180W/m2
- 波長範囲:300~400nm 340nm,420nm
- 散水:有り,無し可能
- 促進試験:太陽光の3倍加速試験が可能
- 試料枠:W50×L120×t30
【サンシャインウェザーメータ】
定常試験条件
- 温度範囲:BPT63±3℃
- 槽内湿度:50%±5%RH
- 放射照度:255W/m2(300~700nm)
- 降雨条件:60分間照射中、12分間散水
- 試料枠:W60×L150×t30
【スーパーUVテスター】
主な試験条件
- 温度範囲:BPT 63±3℃
- 槽内湿度:50%RH±5%
- 移行:15℃/分
- 放射照度:1000W/m2 (100mW/cm2)
- (JIS規格換算1500W/m2相当)
- 試料枠:W400×L200×t50
試料枠標記、単位:mm
耐候性試験で「設計・開発・評価段階で気にされること」
耐候性試験では、条件設定や試験時間の意味が十分に共有されないまま評価が進むケースも少なくありません。
耐候性試験で気になること
- キセノン試験とサンシャイン試験は同等の試験と考えてよいか
- 耐候性試験と耐光性試験は異なる試験か
- 強い光を照射すれば、より促進評価になるといえるか
- 屋内製品においても耐候性試験は必要か
- 放射照度と放射強度の違いは何か
- 紫外線、可視光、赤外線の光波長範囲はどこまで考慮すべきか
- 光源の違いは評価結果にどの程度影響するか
- 屋外1年相当の劣化を試験時間でどのように換算すべきか
- 耐候性試験は何を目的として実施する試験か
耐候性評価で気になること
- 変色はどの指標で評価すべきか
- 変色や表面光沢は定量評価は可能か
- 開封後に黄変が発生する要因は何か
- 試験後の強度測定は必要か