腐食試験(ガス腐食試験・複合サイクル腐食試験)

- ガス腐食試験
- 複合サイクル試験・塩水噴霧試験
- 設備紹介
ガス腐食試験

ガス腐食試験では、電子部品、めっき製品等の材料や接点での腐食性ガス環境における耐久性を評価します。パナソニック プロダクト解析センターでは、3種類の腐食性ガス(SO2、H2S、NO2)雰囲気での試験が可能です。SO2は、石炭燃焼の際に、H2Sは温泉環境や腐敗物から発生することもあります。
また、ダンボールなどのアウトガスにH2S が含まれてることもあります。
NO2は排気ガスに含まれていることがあり、腐食反応の触媒的な働きをすることがあります。
腐食による接点不良のトラブルや、銀や銅をはじめとする金属材料の変色が起こらないことを確認する必要があります。

■関連規格
複合サイクル腐食試験(CCT)

複合サイクル腐食試験(CCT: Cyclic Corrosion Test)は、 試験槽内で塩水噴霧、乾燥、湿潤などの腐食サイクルを自由に組み合わせることで、金属材料や塗装、メッキ品の耐食性を評価します。腐食サイクルの組み合わせにより、使用環境との相関に優れた耐食性試験が可能です。

塩水噴霧試験(SST)

塩水噴霧試験(SST: Salt Spray Test)は、金属材料や塗装、メッキ品の耐食性を評価します。塩水噴霧試験機は、従来から多くの業界で採用されています。
設備は、複合サイクル腐食試験と同じ設備を使用します。
■関連規格
設備紹介
