無線機能搭載製品のEMC試験
近年、IoT機器の普及により、無線機能を搭載した製品が増えており、これらは各国の電波に関する規制の対象となります。
欧州RE指令ではBluetoothやGPSなどの無線機能をONにした状態でのEMC試験も要求されています。 プロダクト解析センター EMCテストラボでは、無線機能を搭載した製品のRE指令に基づく試験が可能です。
![【無線以外の機能】有線LAN、USB通信、カメラ、データ保存、ディスプレイ表示 規制・適用規格:EN55032、EN550024電安法、VCCIなど 【無線機能】無線LAN、Bluetooth,GPS、RF-ID、モバイル通信 規制・適用規格:ETSI EN 301 489-1電波法など](/content/dam/panasonic/phd-jp/ja/corporate/pac/emc/telecom-10.png)
無線機能を搭載した製品に対する各国のEMC要求
無線機能に対する各国での認証取得形態は次のようになります。
![日本電波法:・モジュール認証可能 ・カテゴリによっては製品認証必要、欧州RE指令:・製品認証のみ、北米FCC:・モジュール認証のみ、中国SRRC:・モジュール認証と製品認証が必要](/content/dam/panasonic/phd-jp/ja/corporate/pac/emc/telecom-09.png)
プロダクト解析センター EMCテストラボでは無線搭載製品の評価に必要な環境を整え、欧州規格に基づいた 認証試験が可能です。
- ETSI EN 301 489-1 :共通要求事項
- ETSI EN 301 489-3 :周波数範囲9kHz~246GHzで運用する短距離機器(RF-ID、等)
- ETSI EN 301 489-17 :広帯域データ送信システム(無線LAN、等)
- ETSI EN 301 489-19 :データ通信を行う1.5GHzで運用する受信機能のみの可動地上局(GPS、等)
無線搭載製品の試験・認証は各国によって試験方法や手続きが異なり非常に複雑です。プロダクト解析センターでは、経験豊富な登録証明機関、およびノーティファイドボディ(NB)との連携により、お客様のご要望に応じ、最適なプランをご提案させていただきますので、ぜひ、一度お問合せください。