部品置き換え支援
部品の4M変更(Man(人,作業員)、 Machine(機械,設備)、Method(方法,生産方法)、Materia(材料,加工品)、PCN(Product Change Notification, 製品変更通知)、EOL(End Of Life, 製造中止))時に発生する既存製品の部品の置き換えは、製品によってはEMCの再評価が求められます。
このとき、“部品のEMCの性能差がない”=“EMC性能等価性”を証明することで、再評価工数を削減することができますが、部品のEMC試験結果を理解し判断することを部品の利用者に求められます。
半導体製品のEMC性能等価性については、評価法を記述した標準化規格が発行されています。
JEITA ED-5008:半導体EMC性能等価性評価法
自動車業界では下記が発行され運用が始まっています。
JASO D019:自動車用半導体EMC性能等価性試験法
JASO D020:自動車用電気電子部品のインピーダンス 等価性試験方法
測定方法は下記を使用します。
半導体部品:IEC 61967-4 (150ohm法(VDE法))、IEC 62132-4(DPI法)
受動部品 :ネットワークアナライザを用いたインピーダンス測定
下記の評価結果は部品置き換え前後を比較した結果となります。このような結果を用いて“EMC性能等価性”を証明し、再評価工数の削減を進めます。
EMC性能等価性のデータを取得したい場合、自動車メーカーとの対話も含めて、技術コンサルティング~最終評価まで可能ですのでお問い合わせください。