機能安全設計支援

様々な商品において、人に危害や経済的な損失を与えないなどの「安全性」は、重要な品質特性です。しかしながら、時にその商品の機能や性能といった「利便性」と「安全性」は天秤にかけられ、社会的な受容性のバランスの中で取り扱われます。
ロボットをはじめ電気・電子システム類の開発において、まずは設計段階で、危険源を除去する、防護柵で侵入できなくするなどの「本質的安全設計方策」を優先的に対処してリスク低減するものの、「残留リスク」に対して、ルールや手順によってさらにリスクを低減する「機能安全」を考えることが必要になる場合があります。

当社は様々な製品分野の機器やシステムに対して、コンサルティングから研究・開発協力、機械安全（本質安全）・機能安全への対応、自己宣言対応などへのご支援・ご協力を行います。

【期待できる効果】

• 目的に合った形で管理面を支援：例）計画書作成を最適にテーラリング（カスタマイズ）する所から支援いたします。
• 人共存商品の開発支援： 例）安全のコンセプトづくりから支援いたします。
  　　　　　　　　　　　　　 規格書などに記載されている抽象的な表現をわかりやすく現場に適用し、
  　　　　　　　　　　　　　 規格やガイドラインへのご対応を支援いたします。
  　　　　　　　　　　　　　 また、必要に応じて帳票のテンプレート類をご提供いたします。
• リスク管理支援：例）リスクアセスメントとリスク低減方策の検討支援を通して、効率的な安全策をご提案いたします。
• リスク低減技術支援：技術的なリスク低減手法を必要に応じて、ご提案いたします。
• プロセス改善支援：例）プロジェクトの進捗状況を随時アセスメントし、開発プロセスの改善提案を行います。

以下の図に示す機械安全、機能安全規格への対応支援も対象に含まれます。 もし、記載されていない規格の場合でも、まずはご相談ください。柔軟に対応させていただきます。