燃焼試験
自動車内装材料の燃焼性試験(FMVSS)
試験の目的
車内で火災が発生したとき、車外へ避難することができる時間を確保できるか確認する試験です。
材料に着火した後、炎が伝播する速度(燃焼速度)が遅くなることを確認することが目的になります。
(材料の自己消火を確認する試験はUL94やIEC60695に規定される試験になります)
試験方法
試験片サンプルを水平に固定し、ブンゼンバーナーにより接炎。
材料の燃焼速度が規格に適合しているか評価します。
対応規格
FMVSS No.302、ISO 3795、JIS D 1201、ASTM D 5132
試験装置の主なスペック
- 燃焼試験用ブンゼンバーナー:口径9.5mm
- 燃焼試験用ガス:メタンガス純度99.9%
- 試験機寸法:395W×210D×420H