電気安全試験
絶縁耐圧試験・絶縁抵抗試験
絶縁耐圧試験
■試験の目的
製品の絶縁が確実に施されているか、製品の絶縁間に高電圧を印加し確認します。
■試験方法
- 製品対象部分に、絶縁耐圧試験器を接続します。
- 絶縁耐圧試験器のカットオフ電流を機器の漏洩電流以上に設定します。
- 絶縁耐圧試験器のタイマーを1分間に設定します。
- 絶縁耐圧試験器の印加電圧を設定します。
- 試験電圧を1分間印加します。
- 試験中にフラッシュオーバまたは絶縁破壊が生じないことを確認します。
■対応規格
電気用品安全法(電安法)、医薬品医療機器法(旧薬事法)、IEC 60335-1、等
■試験装置の主なスペック
出力電圧範囲: 0.05 kV〜5.00 kV AC (分解能10V)
最大定格電流: 100 mA(出力電圧0.2 kV以上)
周波数: 50Hz/60Hz
絶縁抵抗試験
■試験の目的
製品の絶縁が確実に施されているか、製品の絶縁間の抵抗を測定します。
■試験方法
- 製品の対象部分に、絶縁抵抗計を接続します。
- 絶縁抵抗計の試験電圧を直流500Vに設定します。
- 試験電圧を1分間印加する。1分後の絶縁抵抗を測定します。
- 試験中にフラッシュオーバ等の絶縁抵抗の低下が発生しないことを確認します。
■対応規格
電気用品安全法(電安法)、医薬品医療機器法(旧薬事法)、IEC 60335-1、等