評価項目設定支援

製品を企画、開発する際、基本機能・安全性・信頼性と様々な視点から設計されているかと思います。
反面、その設計が適切であるか、確認する手段にお困りのことも多いかと思われます。
評価項目設定支援は、そんな「何をもって設計が適切であるか」を具体的な試験評価に落とし込む作業を支援致します。
製品安全に関する試験評価を中心に、リスクアセスメントの妥当性や規格適合性を含めサポートさせていただきます。

リスク低減策の妥当性を検証する

製品にトラブルが発生した際、異常過熱する恐れのある部位を保持する樹脂材料に対して、着火・延焼に至る可能性を確認することを目的に実施される試験です。
樹脂材料の着火する温度を確認する際にも用いられます。

リスク低減策の妥当性を検証する

製品の安全性を確認する手段としてリスクアセスメントを実施されていると思います。
リスクアセスメントは、安全設計によりリスクを低減させ、許容できるリスクにすることが目的です。

リスクアセスメントは低減策により残留リスクが許容できることを示す表

ただ、リスクアセスメントには「安全設計が妥当であるか」については確認の要求がありません。
そこで、リスク低減策が本当に妥当(適切)であるか確認する手段として、評価項目作成を支援しています。

試験評価を加え、低減策の妥当性も含めて検証することをご提案する表

規格の要求を評価項目に落とし込む

製品によっては、規格に要求される品質を確認する必要があります。
規格試験についても、「項目」「水準」「方法」「水準の根拠」の4つの観点で評価項目に落とし込みます。
これらの項目をリスト化することで、試験の適合性についても確認することが容易になります。

「項目」「水準」「方法」「水準の根拠」の4つの評価項目の表