メンバー紹介/生理・心理評価

生理・心理の立田

UX解析課

【専門分野】

人間工学(日本人間学会認定人間工学専門家)・生理生体計測・官能評価全般

【担当】

むくみ、快適性、睡眠、覚醒と集中、肌髪など脳と生体と心理の評価全般を得意にしてます!

【メンバーから一言】

心電図・脳波・皮膚温度・血流」などの生体計測と「官能評価・主観・心理タスク」などの心理評価手法を活用し商品の優位性を定量的に評価します。
ヒトへの作用メカニズムの仮説立案から商品の効果効能エビデンスデータ取得』まで、すべてを明らかにします!
官能評価では屋外や実フィールドでの実証実験も行ってます。
最近は社外のセミナー講師としても活躍しているので、検索して探してみて!

メンバー紹介

2019年1月30日

生理計測や官能評価によって感性を定量化する人間工学の専門家の立田さんにインタビューしました!

こんにちは。ユーザビリティの波潟です。

シリーズ第3回は、立田さんを紹介します!

紹介する人:波潟 → 紹介される人:立田さん

1992年入社以来、(1)生理生体評価と (2)心理評価の2本柱で仕事をしています。

(1)生理生体評価では、心拍、脳波、皮膚温度、血流、肌水分などの計測スキルを活用して "温熱感"、"うるおい感"、"むくみ"、 "覚醒・ねむ気"、 "リラックス感"といったヒトの状態・感覚を評価しています。特に、体に起こる生理生体反応の仮説を立て、検証することで製品が期待どおりの効果効能になっているのか、効果を引き起こす設計因子は何かを明らかにしています。

 

(2)一方、心理評価では、生理生体では明らかにしにくい"風合い"、"仕上がり感"などの感性を定量化し、多変量解析を使って感性に影響を与える設計因子を明確にする、最適仕様への落としこみ等も実施しています。

 

広い分野の知見を持っているため、分野や商品に限らず、目的に応じた様々な評価を設計できることが立田さんの強みです。

入社当初、会社では大学と違った知識が求められたので、必死に勉強したそう。
今では、学会より人間工学専門家として認定を受け、社外の企画会社から数多くのセミナー講師本の執筆を行うなど、常に第1線で活動しています!

プライベートではお子さんを3人育てていて、家庭でもパワフルな立田さん。
趣味の魚釣りでは、家族でアジ200匹釣りあげたときには、さばいた上で友達にあげたことも。流石ですね!

 

今後、集中力評価などを始めとして、脳のメカニズムももっと勉強したいという立田さん。
ますます精力的に活躍されると思います。

 

最後に宣伝です。
立田さん執筆3冊目の専門書が2018年の12月に販売されました。大学の先生がほとんどの中、依頼を受けてメーカーから執筆している中の一人です。ご興味のある方は、ぜひ検討ください。

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